低所得シングルマザーの教育にかかるお金

お金事情

こんにちは。ことりです。

ワタシには、中学3年の息子と中学1年の娘がいます。

息子は受験真っ只中です。

年始から休みなく塾に行っています。

塾代も当然かかるのでの冬は出費が大きかったです。

小学生のうちは何となくやりくりしていた教育に関わるお金も、

中学になって進路を真剣に考えるようになってからは、

つねに頭を悩ませることの1つになっています。

家やお金の事情でやりたいことを諦めてほしくないので、

万全な備えをしていけるように、今からしっかり向き合っていきたいです。

そのためにも今までかかった習い事の費用や、これからかかる大学までの費用について、

整理しながら書き記していきたいと思います。

参考にしてもらえたら嬉しいです。

一般的にかかるお金

2022年12月に、文部科学省から「令和3年度子供の学習費調査」の結果が公表されました。

公立のみ抜粋すると、

幼稚園 公立 165,126円

小学校 公立 352,566円

中学校 公立 538,799円

高校  公立 512,971円

という結果でした。

さらに大学へ進み、国公立に入った場合、年額81万円かかります。

幼稚園から大学まですべて国公立だった場合は、総額800万円程かかるそうです。

それぞれ費用の中身をみると、学校費以外の割合が小中学校では7割に達しています。

習い事や塾の費用のほうにお金をかけていることがわかります。

高校になると、4割程に下がります。

小中学校のときは習い事をどのくらいやるかによって、かかる教育費が変わってきそうですね。

実際にかかったお金

うちの実際にかかってきたお金と比べてみます。

小学生の頃の習い事は、

そろばん 3年間 6000円/月 ×2人分

ピアノ  1年間 6000円/月 ×2人分

サッカー 5年間 200円/月

ダンス  3年間 5000円/月

塾    3か月(小6の1月から入塾) 20000円/月 ×2人分

大まかに1年で約20万円ほどかかっていました。

娘の場合、そろばん、ピアノの時期はかぶりますが、

全部やめてからダンスを習い始めたので、

多くかかっても20万円くらいになります。

文科省の調査では、学校以外の費用が24万円となっていたので、

だいたい平均的な習い事をしていたことになります。

中学校に入ってからは、塾にのみ通っているので、

そちらも調査と同じ40万円前後になるかと思います。

学校の費用、給食費などは援助が頂けていてほぼ無料になるので、

ありがたいことに習い事の費用を出すことが出来ています。

今、息子が中学3年ですが、受験生の支援制度もあります。

「受験生チャレンジ支援貸付事業」東京都社会福祉協議会

東京都内の中学3年生、高校3年生に学習塾、各種受験対策講座、通信講座の受講料の捻出が困難な一定所得以下の世帯へ必要な資金の貸付を無利子で行っています。

高校・大学等に合格した場合、返済が免除されます。

受講料は上限20万円

受験料は、高校受験で上限27400、大学受験で80000円となっています。

令和4年度から収入基準の見直し等を行い、支援対象を拡大したそうです。

ことり
ことり

東京都以外で行っている自治体はあるの?

大阪府大阪市では、中学生の学習塾やスポーツ教室などの一部を助成しています。

所得制限があり、対象者には「塾代助成カード」が交付され、1人当たり月額10000円まで利用することができます。

その他にも千葉県南房総市では、課税状況に応じて1000円から7000円の「塾利用助成券」を交付しているようです。

ご自身の自治体でも調べてみてくださいね。

大学の費用をどうするか

小中高までは、あまり差がなく教育を受けさせてあげることができますが、

大学になったときにはどうなるか心配になります。

国公立でも年間80万円かかります。

私立になると年間133万円かかり、4年間だと500万円以上になります。

18歳で扶養手当、15歳で児童手当がなくなり収入が減ることに加え、

子どもたちの交際費は増えていくので、今まで以上にお金がかかってきます。

貯金をいかに増やしておくか、

収入を増やしておくかが大事になってきます。

今、上の子が中学3年なので、

残り3年で300万円くらいは貯められたらいいなと思いますが、

1年で100万円は厳しいです。

今の貯金は1年で5~60万円なので、倍くらい貯めていかないといけないことになりますね。

ことり
ことり

今の倍の貯金はむりかも・・・

でもがんばるしかないのかなー。

調べたところ、支援制度がありました

「高等教育の修学支援新制度」が令和2年4月から実施されています。

文科省のホームページで分かりやすく解説されていますが、

こちらではいくつかのポイントだけ載せておきます。

①どんな制度か?

・授業料、入学金の免除、または減額

・給付型奨学金の支給

②どんな人が対象か?

・世帯収入や資産の要件を満たしていること

・進学先で学ぶ意欲があること

③どのくらいの支援をしてもらえるか?

・世帯収入がどのくらいか

・進学先の学校の種類(大学か、短期大学か、専門学校か)

・自宅から通うか、1人暮らしか

ことり
ことり

年収200万円のワタシの場合、

どのくらいの支援を受けられるんだろう…

住民税を払っていて、子どもが2人、年収200万円だと、

給付金が(国立の場合/私立の場合)

月額19400円/25600円

授業料、入学サポートは

入学金18万円/17万円、授業料年額36万円/46万円

ざっと計算すると、おそらくこれくらいになりそうです。

国立の授業料年額81万円から36万円引くと、45万円、

私立の年額133万円から46万円を引くと、87万円になります。

厳しいのは変わりないですが、

支援制度があるのは、本当に助かりますね。

まとめ

子どもが大学進学を希望しているのであれば、

それを叶えてあげられる準備が必要です。

お金があまりかからない幼稚園、小学校の間にどれだけ先を見据えて貯金ができるかが

大切だったなと今、後悔してもしきれません。

まだ中学生のうちに気づけたことをプラスに考えて、

子どもの将来がお金によって断ち切られないように、

これからもできる限り節約と貯金を進めていきたいです。

最近、教育費について政治家の間で議論されているのをテレビなどで見ることがあります。

北欧では、幼稚園から大学まで無料で入れると聞きました。

日本にも支援制度はあるので恩恵を受けているのですが、

大学まで無料で行けるのは、本当に素晴らしいですね。

日本にもそのような未来が来ることを願っています。

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